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壁際のバイク

2026/08/25

【バイクの台風対策】強風・浸水から愛車を守る方法を徹底解説

台風の強風はバイクを簡単に倒します。転倒すれば車体が傷つくだけでなく、修理費が高額になることも少なくありません。さらに隣の車に被害が及べば、思わぬトラブルに発展することもあります。本記事では台風接近前にやるべき対策と通過後の確認手順を解説します。台風が来る前にぜひ確認しておきましょう。

バイクの台風対策でやることチェックリスト

バイクの駐車場のマーク

台風接近前から通過後まで、やるべきことを一覧にしたチェックリストは以下の通りです。台風が来る前に確認しておきましょう。

<チェックリスト>

□ 屋内・屋根付き駐車場へ移動する

□ 屋外に駐車する場合はアスファルト・コンクリートの地面を選ぶ

□ バイクカバーを外す

□ サイドスタンドを使い壁際に停める

□ ハンドルを左に切りハンドルロックをかける

□ MT車はギアを1速・AT車はパーキングブレーキをかける

□ ロープやタイダウンベルトでバイクを固定する

□ マフラー・鍵穴・タンクキャップに防水処理をする

バイクの台風対策①駐車場所を確保する

ガレージにあるバイク

台風対策でまず取り組むべきは、駐車場所の確保です。バイクが風雨にさらされる環境か否かで、その後の転倒リスクが大きく変わります。台風が接近する前に、以下を参考に駐車場所を見直しておきましょう。

なるべく屋内の駐車場を確保する

バイクの台風対策で最も効果が高いのは、屋内や屋根付き駐車場への移動です。理想は、車庫やガレージなど四方を壁で囲まれた屋内です。屋根だけ・壁だけの環境でも、野ざらしよりは風雨を大幅に軽減できるでしょう。

マンションや集合住宅で屋内駐車場がない場合は、近隣のバイク販売店への一時預かりや、時間貸し屋内駐車場の利用も選択肢に入れてください。台風が接近してから探すと満車になる可能性があるため、早めに確保しておくことをおすすめします。

屋外しか選択肢がない場合の対策

屋内に移動できない場合は、駐車場所の選び方で転倒リスクを下げられます。できるだけ建物の陰や風の当たりにくい場所を選びましょう。

砂利や土の地面は雨で柔らかくなり、サイドスタンドがめり込む恐れがあります。できるだけアスファルトやコンクリートなど、硬く安定した地面を選ぶことが大切です。

また、高い位置に物が置かれている場所は避ける必要があります。台風の強風によって飛来物がバイクに直撃し、破損するリスクがあります。

バイクの台風対策②転倒を防ぐ

カバーがかけられたバイク

駐車場所が決まったら、次は転倒防止の対策をしましょう。台風の強い風は、重たいバイクを簡単に倒してしまいます。スタンドの使い方・車体の固定方法を正しく組み合わせることで、転倒リスクを大幅に下げられます。

バイクカバーは台風前に外しておく

バイクカバーは普段の雨風や盗難対策には有効ですが、台風時は逆効果になる場合があります。カバーをかけたままにすると、ヨットの帆やパラシュートのように風を受け止め、バイクが押されて転倒するリスクが大幅に高まるためです。

台風が接近する前には、バイクカバーを外しておきましょう。盗難が心配な場合は、ロックをしっかりかけた上でカバーを外すと安心です。

どうしてもカバーを外したくない場合は、紐やゴムロープで車体にしっかり固定し、風が入り込む隙間をできるだけなくすようにしましょう。

サイドスタンドと壁際駐車で転倒を防ぐ

台風時は、センタースタンドではなくサイドスタンドを使います。センタースタンドは車体が垂直に立つため左右からの風を受けやすく、一度バランスを崩すと転倒しやすくなります。一方、サイドスタンドは前輪・後輪・スタンドの3点で車体を支えるため、横風への抵抗力が高いのが特徴です。

また、バイクは強風によってサイドスタンドの反対側へ倒れることが多いため、壁際に駐車する場合はサイドスタンド側を壁に寄せ、反対側から風を受ける向きで停めると転倒リスクを抑えられます。

ハンドルは左に切り、可能であればハンドルロックもかけておきましょう。サイドスタンド側に荷重がかかるため、より安定した状態で駐車できます。

ギアとブレーキで車体を固定する

スタンドと駐車位置が決まったら、車体そのものを固定して前後の動きを防ぎましょう。

MT車はギアを1速に入れておくのがおすすめです。ニュートラルのままだとリアタイヤが動きやすく、強風で車体が前後に動いてサイドスタンドが外れる恐れがあります。

AT車やスクーターは、パーキングブレーキを使用しましょう。パーキングブレーキがない原付などでは、ゴムバンドや結束バンドでフロントブレーキレバーを握った状態に固定する方法も有効です。

市販のフロントレバーロックを使えば、手軽にブレーキを固定できます。価格は1,000円前後の製品が多く、台風対策として用意しておくと安心です。

ロープや重りで横転リスクをさらに下げる

ここまで紹介した対策に加え、ロープや重りを活用すると、転倒リスクをさらに下げられます。

柱やフェンスなどの動かないものとバイクを、ロープやタイダウンベルトで固定しましょう。可能であれば、バイクの左右からロープを張ることで、より強い風にも耐えやすくなります。ロープが車体に擦れて傷が付かないよう、タオルや布を挟んで保護すると安心です。

また、サイドスタンドの反対側に重りを置くことで、車体のバランスを保ちやすくなります。

砂利や土の地面に駐車する場合は、サイドスタンドパッドをスタンドの下に敷くことで、地面へのめり込みを防げます。専用品がない場合は、かまぼこ板などでの代用も可能です。

バイクの台風対策③防水処理をする

バイクのマフラーエンド

台風時は大量の雨が横殴りに降りかかるため、転倒対策だけでなく防水処理も行っておきましょう。

マフラーエンドや鍵穴、タンクキャップなど、雨水が侵入しやすい箇所は養生テープでふさいでおくと安心です。水が電装系に侵入すると漏電やショートが発生し、エンジンがかからない、ウインカーが点灯しないといったトラブルにつながることがあります。台風の翌朝にエンジンが始動せず、通勤できなくなるケースも考えられます。

配線が露出している車両や旧型のバイクは、特に念入りに防水処理をしておくことが大切です。電装系は乾燥すれば自然に復旧する場合もありますが、台風前に対策しておくことでトラブルのリスクを最小限に抑えられます。

台風が通過した後にやること

バイクの状態を確認する人

台風通過後はすぐにエンジンをかけず、まずバイクの状態を確認します。強風で飛んできた物がぶつかりパーツに隙間ができている場合、エンジンをかけると電装系がショートする恐れがあるためです。

エンジンをかけずにバイクの状態を確認する

台風通過後は以下の項目を確認しましょう。

<チェックリスト>

□ 飛来物による傷・破損がない

□ ミラー・ウインカー・テールランプが割れていない

□ タイヤの空気圧・足回りに異常がない

□ マフラーや鍵穴に水やゴミが詰まっていない

異常を感じた場合はガソリンスタンドやバイクショップに相談しましょう。

早めにバイクを洗車する

台風の雨には塩分が含まれることがあり、そのまま放置するとサビの原因になる場合があります。特に沿岸部では海水を含んだ潮風や飛沫を浴びている可能性が高いため、できるだけ早めに洗車しましょう。

洗車後は車体の水分をしっかり拭き取り、チェーンなどの可動部には注油を行うことが大切です。また、ウインカーやETCなどの電装系が正常に動作するかもあわせて確認し、異常がないかチェックします。

早めに台風対策を済ませて大切なバイクを守ろう

バイクのミラー

バイクの台風対策は、知っているかどうかで被害の大きさが変わります。今回紹介した対策を台風が接近する前に済ませておけば、愛車を守れる可能性が高まります。

台風情報を確認したら、駐車場所の確保や転倒防止、防水対策などをできるだけ早めに済ませることが大切です。事前の備えを徹底し、大切なバイクを台風の被害から守りましょう。

#台風対策

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